北海道宿屋塾

第45回北海道宿屋塾のご案内

講演会の様子

開催要項

日時平成30年10月24日(水) 13:00-17:00
場所札幌第一ホテル(アクセス
住所札幌市中央区南7条西1丁目
参加料無料
運営者情報企画・運営・主催をご参照ください。
お申し込み方法お申し込みについてをご参照ください。

開催内容

「自然災害の脅威に備えるホテル運営」

2018年9月5日の台風及び9月6日未明に起きた地震により、大きな被害にあわれた地域の皆様に心からお見舞いを申し上げます。
改めて観光における自然災害と風評による被害も含め、自然災害の脅威を再認識する機会と考えています。
私たち宿泊業界は一部地域を除き、元気に営業を再開し普段の通り、皆様のご予約を受けるすべての準備を整えております。私たちは宿泊を業とすることで地域に様々な貢献をする役割に変わりわないし、地域における観光の拠点としてもう一度、ホテルが心の通う場所でありたいと願っています。
そして我々業界はいざという時に何をすべきか・もう一度真剣に向かい合い、災害に対し果たす役割、安全・安心の定義を明確にする事が必要と考えています。
今回は講師の方々からボランティアで講演をしたいとお申し出頂き実現いたしました。改めて3名の講師の方々にご案内のページを通じてお礼申し上げます。
「ありがとうございます」 今回の受講料は無料です。ご参加の有志の皆様から義援金を募ります。

講演内容

【こんなことをお伝えします!】

第一部 永田 祐介氏
  『熊本地震からの復興、非常時に学備えとは』

第二部 小林武嗣氏
『どんなリスクにも負けない! 安定と成長を両立する経営へ・・・ 単価アップのレベニューマネジメントと顧客重視のCRMは、こう使えば二兎を得る』

  1. ◆Part1 顧客はどこへ消えた? 『やりすぎ』レベニューマネジメントの行く末。
  2. ◆Part2 危機を救ってくれるのは誰? RFM分析から見えてくるリピーター戦略。

第三部 石井太樹氏
『小林武嗣氏講演の後を受け・・・非常時に備える! 顧客満足・クチコミ向上によるリピーター集客』

【こんな人におススメです!】

  • ホテルの現場マネジャーから 総支配人・社長まで
  • 観光の脅威について学びたい人
  • 売上のリスク分散をどうするか知りたい人
  • 自社のホテルビジネスと災害にどう対応するか確認したい人

講師プロフィール

永田祐介氏 (1972年生まれ 45歳)

福岡YMCA国際ホテル専門学校に進学。卒業後箱根ホテル小涌園に就職。1997年 に阿蘇に帰り、実家「内牧温泉 蘇山郷」に就職。2010年に三代目館主(代表取締役社長)就任。九州初のご当地グルメ「あか牛丼」のプロデュースや商店街を巻き込んだインバウンドビジネス「Flat内牧」など積極的に地域作りを行う。2015年、第一回九州未来アワード「インバウンド大賞」受賞
地域での主な役職
阿蘇市観光協会 副会長  阿蘇温泉観光旅館協同組合 副理事長 阿蘇市商工会 理事兼インバウンド部会委員長  阿蘇広域観光連盟(AATA)事務局長 熊本県旅館ホテル衛生同業組合 専務理事全国旅館ホテル生活衛生同業組合青年部 顧問

27年5月に「ツーリストコミュニケィション(株)」を設立、取締役就任
28年4月に「(株)ASOランドオペレーション」を設立、取締役就任

小林武嗣氏 C&RM株式会社 代表取締役社長

1968年生まれ。東海大学文学部日本史学科卒業後、現NECソフトに入社。大型汎用機を主体としたシティホテル向けPMSに携わる。97年NECと共同でNEHOPS-EEの開発を請け負い、日本初のパソコンシステムによる大型シティホテルの成功事例を作る。その後、NEHOPS-EEの開発センターとして全国のシティホテルに導入。2002年、マイクロス・フィデリオジャパンとの協業を開始し、日本初のCRMシステムをリリース。04年、NECソフト時代の元上司の丸山に代表取締役を譲り、副社長に就任。その後、一貫してホテル業に対するCRMの普及をめざし活動。12年には、CRMとRMの融合の実現を念頭にC&RM株式会社を設立

石井太樹氏  株式会社 宿援隊 代表取締役

平成3年、中央大学卒業後、森ビル観光㈱平成11年10月~パンパシフィックホテル横浜(現 パンパシフィック横浜ベイホテル東急)で「コーポレートレジャー市場の開拓」をゼロベースから担う。平成16年7月~㈱星野リゾートで「クローズマーケットの開拓」をゼロベースから担うとともに、「(なにも手を打たなければ)エージェントチャネルから入ってしまうであろう予約を、いかに自社直チャネルおよび自ら開拓したクローズドチャネルに誘導するか」=『チャネル戦略』 を主なミッションに。平成21年8月、ダイナテック㈱へ ホテル・旅館直販支援事業部にて「チャネル戦略」を語りながら、システムを通じ、全国のホテル・旅館さんの『直販』を熱烈支援。2014年11月に㈱宿力へ、2017年7月、㈱宿援隊を起業し、代表取締役社長に就任。現在に至る。

お申し込みについて

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過去の開催

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北海道宿屋塾設立の概要

北海道宿屋塾からメッセージ

「人を優しく思いやること」
    北海道宿屋塾 代表 柳森 利宣

4つの思い

昨今のホテルマーケットは訪日外国人の増加、東京オリンピック開催決定など、都市部では金融商品としてのホテル・不動産流動化の為のホテル開発、ホテル進出が多く見られる。一方で首都圏以外の多くのホテル・旅館はそれぞれの場所において、地域に必然性があり、旅の目的に叶うホテルとして営みを続け、地域経済と共に存在する。そこにもまた多くの人が働き、お客様をお迎えし、おもてなしをして地域の産業と連携しながら情報を発信し、地域の観光産業を支えながら働いている多くの仲間、後輩たちが居る事を忘れてはならない。日本の観光は一か所の場所で存在しえないと言う事も心の中にそっと仕舞っておこう。

旅の目的はお客様一人一人皆違い、旅の目的にあったホテルをお客様が多くの場所、多くの選択肢の中から選ぶ時代である。お客様に選ばれる条件、選ばれるホテル旅館にする為に必要な事は何かを常に考え、新しい形に変化させる事、それはお客様に居心地が良くて大きな感動を与え、もう一度この場所に訪ねてみたいもう一度あなたに会ってみたいと思ってもらえる努力を重ねることに違いない。お客様に居心地の良さを提供するために、地域の文化・自然・四季折々の景観と安心・安全な食の提供が出来る事こそが大切なことであり、サービスする我々の気持ちがお客様に思いとして伝わった時に、ホテル旅館の最大の価値がうまれるのである。

4つの思い
それはいちばん大切なお客様への思い・お取引先様への思い・共に働く仲間たちへの思い・そして私たちが働く会社への思いである。

ホテルで働くと言う意義を共有し、志を共に一緒に働く仲間達。ともに地域にあり、ホテルの営業を支える地元の生産者さんや商店の経営者。そして我々の仕事環境を常に健全に維持し経営を支える会社。この3軸が整い、4軸目のお客様軸に相対していく事のすべての準備が整うということである。そして地域においてのホテル旅館の歴史文化の積み重ねとなる。

最後に新しい脅威として、私たちが考える必要がある事は気象の大きな変化に関連する自然災害である。また同時に安全安心を根底から覆すテロなどである。私たちは地球環境を守りながら、今こそ、自然と人に感謝をし・人をやさしく思いやり、自然を思いやり、お客様にもう一度この場所に来てもらう事の大切さを考えながら、日々お客様をお迎えする形を整えて運営を継続していく事がホテル旅館にとって、そこで働く人にとって最も大切なことである。脚光を浴びる地域・場所以外にも多くのホテル旅館がある事を決して忘れてはいけない。「人を優しく思いやること」

宿屋塾開塾に向けて

未だに自然一流・施設二流・サービス三流と表現されている現状があります。

今一度原点に帰り、業界に関わる様々な方々の講演会を通して経験・知識・お知恵を講話していただきます。 又勉強会を開催したいと考えています。

多くのホテル・旅館の経営形態が変わる時代に、所有のあり方・経営の新しい収益管理の手法・ 運営の新しい流通経路と販売手法等を勉強する場が必要であると考えています。 同時に「新しい形のホスピタリティーの有り様を共に学ぶ」機会を創出したいと考えています。

観光立国を支える北海道のホテル・旅館の将来への課題を考える

  • 新しいホスピタリティーの形を考える
  • ホテル・旅館の事業継承問題
  • ホテル旅館の耐震問題
  • 旅行商品の流通経路の変化への対応
  • 新しいビジネスモデルの構築
    町おこしと街の情報発信として、ホテル旅館が果たす役割
  • 将来のカジノ法案IR法案への取り組み

内容

  • 経営者向け講演会・勉強会の実施
  • 経営者向けの情報提供
  • 総支配人・幹部社員の・講演会・勉強会等開催
  • 新しい旅行商品の流通経路「IT勉強会」
  • 新しいホスピタリティーの形、創出

北海道宿屋塾の後援企業及び学会・団体

ビジネスとの連携

宿屋大学・株式会社オータパブリケイションズ

学の連携

観光情報学会・北海道地域観光学会

官の連携

公益社団法人 北海道観光振興機構

組合・協会との連携

札幌ホテル旅館協同組合
北海道ホテル旅館生活衛生同業組合

宿屋塾の今後の予定

月例の講演会の実施 毎月1回
月例の勉強会の実施 毎月1回~2回

企画・運営・主催

名称北海道宿屋塾
幹事柳森 利宣
運営

株式会社 メジャーセブン

北海道札幌市中央区南8条西3丁目10-10 イビススタイルズ札幌
TEL&FAX  011-522-0021
携帯電話 090-9513-9140

主催北海道宿屋塾
後援 札幌ホテル旅館協同組合
北海道ホテル旅館生活衛生同業組合
宿屋大学
㈱オータパブリケイションズ